企業のイベント参加はブースが重要?ブースデザインのポイントを詳しく解説

企業のイベント参加はブースが重要
展示会などの企業のオフラインイベントにおいては、いかに集客数を増やすかが重要なポイントです。では、どのような工夫をすれば集客数を増やすことができるのでしょうか。今回は展示を行うブースに注目して、来場者の目を引くブースデザインのポイントや、効果的な方法を解説します。「イベントでの集客が上手くいかない」とお悩みの方は、ぜひ本記事を参考にブースのデザインを見直してみてください。

ブースデザインのポイント

ノベルティの配布や声掛けだけでなくブースデザインを工夫することは、集客数を増やすうえで重要です。今回は、イベントに参加する際のブースデザインのポイントを3つ紹介します。

自社のイメージを明確にする

ブース全体のカラーや雰囲気に統一感がないと自社のイメージが定まらず、来場者の印象に残ることができません。ブース内の配色や文字のフォントを統一することは、ブースのイメージを確立するための基本的な方法です。イベントに参加する多数の企業の中で、とくに自分の企業を覚えて帰ってもらうためには自社のイメージを明確に伝えることがポイントです。

企業や一押しの商品のイメージカラーにブース全体のカラーを合わせることも1つの方法でしょう。その他にも、ライバル企業が取り入れないカラーを一色採用したり、印象的な要素を取り入れたりすることで、来場者の目にとまりやすくなります。

入りやすい雰囲気を作る

来場者がブースに入りやすい雰囲気を作るためには、「明るく開けている」ことが重要です。軽い気持ちで展示を見て回りたい来場者にとって、暗く、中の雰囲気が分かりにくいブースはどうしても敬遠されがちです。照明の当たり方に注意して、明るいブースを作りましょう。来場者から見て逆光になる位置に照明を当てると暗く見える原因になってしまうため、注意が必要です。

また、押しが強すぎる展示を行ってしまうと、かえって来場者の入りにくい雰囲気を作ってしまいます。来場者に警戒心を抱かせないようなブースを作りましょう。

遠くからも分かるデザイン

広いイベント会場では、遠くからでもわかりやすいデザインを採用することが重要です。人口密度が高く、情報量の多い会場内においても、一目で自分の会社だとわかってもらえるようなデザインを心がけましょう。シンプルなデザインかつ、読みやすいフォントを活用すると効果的です。

オブジェ・模型を設置する

来場者の足を止める展示を作るためには、オブジェ・模型を設置することも効果的な方法の1つです。オブジェ・模型はイベントが終わったあとでも繰り返し使用できるため、コストパフォーマンスも高いといえるでしょう。ここでは、オブジェ・模型を設置するメリットを紹介します。

オブジェのメリット:自社のイメージを簡単にアピールできる

ブースに展示されるオブジェは、会社の理念や製品をわかりやすくデフォルメしたものや、マスコットキャラクターを展示することが一般的です。遠くにいる来場者にも一目で自社をアピールすることが可能なため、集客数の増加にもつながります。オブジェは単体でも存在感がありますが、ブース内での配置や配色を工夫することでより来場者にインパクトを与えることができるでしょう。

ここで重要なポイントは、「展示するオブジェにストーリーを持たせること」です。「オブジェがどのような意味を持っているのか」、わかりやすい説明書きを添えることで来場者の好奇心に訴えることができます。集客数を増やすだけではなく、来場者の心をつかむこともできるでしょう。

模型のメリット:製品の性能をわかりやすくアピールできる

こだわって開発した製品の性能は、来場者にアピールしたいポイントの1つです。しかし、言葉やイラストなどの説明では、分かりやすさにも限界があります。立体で見せることのできる模型は製品の性能をより分かりやすく伝えるだけでなく、説明に説得力を持たせることもできるのです。さらに、簡潔で分かりやすいキャッチコピーやデモンストレーションなどと併用することで、より効果的に製品の性能を伝えることができるでしょう。

まとめ

展示会などのイベントにおいて、「目立つ」ブースデザインは来場者の目にとまります。しかし、派手さにこだわり過ぎてしまうと企業の伝えたいことがぼやけてしまったり、かえって入りにくい雰囲気を作り出してしまったりとマイナスな影響を与えてしまいます。また、ライバル企業も同じように目立ちたいと考えているため、差別化をつけることも難しくなるでしょう。自社のアピールしたいポイントを明確にし、より効果的なブースデザインを考えることが重要です。今回紹介したデザインのポイントや、オブジェ・模型の設置をぜひ参考にしてみてください。

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